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 清水市の人口は24万人で、富士山、三保の松原等風光明媚な環境と雪を知らない温暖な気候に恵まれ、今年は清水港開港100周年を迎えます。

 静岡市清水医師会は平成11年で創立75年を迎え6病院と134医療機関212名の会員で構成されています。私たち医師会の特徴は行政と非常に 緊密な協力をしている事です。市のほぼ中央に保健センターが平成4年に建設され、4階には、医師会事務所と検査部、歯科医師会、薬剤師会が入り、3階には市役所保健センターがあり、全部の保健婦が集まり医師会として協力して予防事業や健診活動をしています。2階は医師会検診部が独占し、市民 の健康診査、事業所の検診をしていますが、ヘリカルCTも導入し会員の共同利用施設にもなっています。

 私たちの検査部は40年の歴史を持ち、会員約70%より検体を集め年間約110万件の検査をしています。

 検診部は昭和60年に設立され検診車2台は各地区の公民館での住民検診に出動し、保健センター内ではドックを主とした検診と、産業保健センター 業務を支援する事務所検診をしています。また、骨量測定機も購入して、市の健康課と協力して送迎バスのサービスで婦人の骨量測定を行い、保健所と協力 して栄養士による食事指導もしています。

 准看護学院は保健センターに隣接した建物の中にあって、37年間会員のパラメディカル育成に務め、平成11年で800名の卒業生を送り出しまし た。

 私たちは予想される東海地震の中心地にあり、弱い地盤の為、かなりの被害が想定されています。行政、地区住民と協力して毎年12月初めの日曜日 、午後9時より12時までA会員は指定された救護所に集合して頂き、中央との連絡、トリアージ、救護所と医薬品の点検、病院へのケガ人の搬送等の訓練 をしています。高齢の方や当番医もおられますが、約70%の会員の参加を得ています。
 その他、救急医療、予防接種、病診連携等は皆様の医師会とほぼ同様な活動をしています。


 静岡市清水医師会は、いま転機を迎えようとしています。平成15年4月1日に、静岡市と合併し、清水市は消滅します。静岡市清水医師会は、多分、静岡市清水医師会と看板の書きかえをすることになります。

 人口約24万人、会員数200余名と中規模で、全会員がお互いに顔もわかり仲よくやってきましたので、医師会は合併せずにそのままの運営をつづけていく予定です。

 現在、当医師会は、事務・臨床検査・健診・准看学院の4つの部門にわかれており、各々が半独立の形でお互いに連携をとりながら運営されております。

 ただ、残念なことに、准看学院は生徒数の減少などにより経営状況が悪化して、平成14年度末に廃校することが決定しております。先輩が築き、育ててきた事業を廃止するのは非常に心苦しいことですが、やむをえない選択であったと思います。

 検査・健診は、会員の診療の支援に必要な共同利用施設であり、大切に守っていく覚悟でおります。

 社団法人は、ヒトの集まりであり、少しでも会員の利益になる運営を模索しながら、今までの静岡市清水医師会の良いところは残し、新しい環境の変化に対応していけたらと思っております。